２７日の金曜ロードショー（後９時）は、明日「トイ・ストーリー」シリーズからの派生作品「バズ・ライトイヤー」（２０２２年）が本編ノーカットで初放送される。の金シリーズ第１作は少年のアンディが誕生日のプレゼントとしてバズのおもちゃをもらうところから物語が始まる。ロートイ・ストーリーャラるバズ・ライトイヤーベルセルク ヴァイキングアンディはバズが主人公の映画を見ておもちゃを欲しがったのだが、の人その映画が本作という設定となっている。気キ

　仲間たちと共に宇宙船に乗り、実が移住可能な惑星を探索していたスペースレンジャーのバズは、分かある星に到着した。明日だが、の金その星は危険であることが判明。ロートイ・ストーリーャラるバズ・ライトイヤーバズたちは脱出しようと試みるも宇宙船の損傷により墜落してしまった。の人ベルセルク ヴァイキング

　再度の脱出のために宇宙船の修理と生活のために居住環境を整えようとする乗組員たち。気キ一方で、実が自らの操縦により宇宙船を墜落させてしまったバズは責任を感じ、分か脱出のための燃料をテストするパイロットとして、明日危険な試験飛行のミッションに挑む。だが、そのミッションには想像をしていなかった運命が待ち受けていた―。

　前出の設定を見ても分かる通り、バズはおもちゃとしてではなく”生身の人間”として登場。ただ、「トイ―」シリーズで描かれている「仲間のことを誰よりも大切にすると同時に、正義感が強い」という性格は変わらない（こちらがモデルになっているので、ある意味当然なのだが）。仲間たちと力を合わせて困難や敵に立ち向かう姿は、週刊少年ジャンプの「３原則」である「努力・友情・勝利」の精神そのもの。ワクワク感を持って見ることができるだろう。

　ところで、「トイ・ストーリー２」が放送された際のコラムで、同作と「スター・ウォーズ」シリーズとのつながりについて書いた。今作にも同シリーズの”におい”は至るところに感じられる。

　例えば、バズが飛行テスト中に超高速モードに入るシーン。背景の光が線状になって描かれているところは、ハイパースペースに飛び込んだ時の演出をほうふつさせる。「友達ロボット」の猫・ソックスは、しっぽのコネクタも含め、バズとの関係性はルークとＣ―３ＰＯを想起。アリーシャがホログラムで登場する場面は、「―エピソード４」でレイアが助けを呼ぶシーンのオマージュではないかと思う。

　これらは「スター・ウォーズ」を製作しているルーカスフィルムが、１２年にディズニーの子会社となったことも影響しているということだろう。ただ、ややネタバレになってしまうが、「―２」の時に描かれたバズとザーグの関係性が今作では少し変わってしまっているところは、記者には納得がいかないところだった。（高柳　哲人）